2013年01月18日

捧げる

昨晩、荒井豊さんと渡辺真由子さんのライブに行ってまいりました。
定期的に開催される「ローストビーフの店・DON幸庵」さんでのお食事つきライブ。
いつも、ふたりの奏でるやわらかな音に心安らぐひとときを過ごさせてもらいます。



今回、思わず聴きながらうるっとしてしまったのは、
『北街道の唄』の演奏でした。



まずハンマーダルシマーで、荒井さんオリジナルのバースが演奏されました。
ゆったりとした詩的な感じがするきれいなメロディを聴いたときは、
『北街道の唄』だとは思いませんでした。



1番をダルシマーで、2番をピアノで、
そして二人のアンサンブル。
それぞれのすてきなアレンジで、すてきなハーモニー。
すっかり心を持って行かれてしまいました。



演奏中、ずっと森下さんのことを思い出してしまって、
本当に、この演奏を聴いてほしかったなぁ・・・と。



終演後、まゆちゃんと少し話をしたときにうかがったのは、
一周忌を前に、森下さんにお花をささげるようなイメージで、ということだけのお互いの認識で、
その他は、そのときのそれぞれの想いを演奏する、ということだったそうです。



言葉のない二人の音楽は、
言葉以上の強烈なメッセージが伝わるものでした。



想いを伝える方法は様々ですが、
音楽を通して表現できるって、ホントにうらやましいです。
  


Posted by 北街道の唄プロジェクト at 09:22Comments(0)北街道の唄