2013年11月29日

なにかが違うのは?

きれいなヴァースを奏でる
真由ちゃんのピアノから始まった昨晩のDON幸庵さんのライブでした。


そのきれいなヴァースとは、『北街道の唄』。
・・・ん、ヴァースでいいのかな?
イントロの前にメロディを弾いてくれたのです。
美しい音色で。
それだけで、昨日はまず、やられました。


その後、荒井さんとのギターとのデュオで落ち着いた大人の『北街道の唄』を聴かせてくれました。


荒井さん&真由子さんのこのDON幸庵さんライブでは、
わりと頻繁に『北街道の唄』を演奏されているように思うのですが、
常連のお客様にも相当浸透しているんじゃないかな。
でも、原曲聞いたら驚くかな??




ライブは、ほぼトーク無しで、
美味しい食事とワインをいただきながらずっとほろ酔い気分で演奏を聴いていました。
料理のおいしさ、3割増し!


ボサノバ、スタンダードジャズ、映画音楽、オリジナル曲・・・
選曲した曲そのものの素晴らしさはもとより、
二人のハーモニーが美しいアレンジ、
息の合った演奏が秀逸でした。



身びいき(?)しているわけじゃないけれど、
本当に贅沢に感じられる素敵な時間でした。


たとえば、ホテルのちょっと薄暗いバーラウンジで、
ドレスアップした二人がさりげなく演奏している横で
グラスを傾けたりなんかしてみたい、などと妄想もしました。



「真由ちゃん、腕をあげたな!」
とエラソーに私が真由ちゃんに冗談ぽく言ったところ、
演奏を聴きにきていた歌姫Jさんが、
「結婚して色気が出たね」
と。


ふむふむ。
確かに。
私は「色気」かどうかはわからなかったけど、
なにかが違う、
すごく、気持ちがいいんだけど。
そんな感じがしました。


表現する人は、
生きていることが否応なしに表現に影響してしまうんだな、
おそらく、たぶん、きっと。


そして、真由ちゃんは幸せに過ごしているということなんだな、
おそらく、たぶん、きっと。


おっと!
真由ちゃんだけじゃなく、荒井さんもね!!


また、次も聴いてみたいと思わせてくれる演奏でした。
ありがとう。
  


Posted by 北街道の唄プロジェクト at 17:16Comments(0)ライブ